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子供が小学生に上がり学校での勉強が始まると、どの親も不安になるのが子供の学力の事ではないでしょうか




1.親たちの不安


近所の〇〇ちゃんが塾に通い始めたと聞けば、うちも塾の見学に行こうかと迷い、ママ友の〇〇くんのうちが通信教育を始めたと聞けば、うちも資料を取り寄せようかと迷ってしまう、なんてことはよくあるのではないかと思います。


何を隠そう、それは私の事なのですが


子育てには「こうすれば正解です」といった指針がありません。


自分が育った頃とも世の中もずいぶん変わってきているので、大切な子供の将来のために、どうすれば良いのかとまどって右往左往してしまうのです。


ただ最近私はある本に出合って、胸のつかえが取れたので、今日はその本の紹介をしていきたいと思います


2.小学校の最初の3年間は貴重なゆとり期間

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小学生の1~3年生の間は、勉強もまだ本格的には始まっておらず、放課後の時間もたっぷりとあるので子供の生活に余裕がありますね


しかしこの余裕


逆に親を焦らせてしまい、子供になにかさせないとと習い事や学習塾で放課後の時間を埋め尽くしてしまうのです。気が付いたら放課後に子供が自由に遊べる時間がまったくなかったなんてことはありませんか?


しかし、この頃に大切なことは子供に好きなことに熱中する時間を持たせることです。


なぜなら小学3年生までの勉強は、やれば誰でもできるようになる勉強のため、長時間勉強をさせたり、先取りでやらせる必要はないのです。


それよりも熱中して遊んだ子供時代の記憶が、将来子供を大きく成長させます。


3.たったひとつたっぷりとさせたいこと

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小学校3年生まではゆったりと遊ぶ時間を優先に過ごしていい時期なのですが、ただひとつだけさせたいことがあります。それは「読書」です。


本を読むことの大切さは色々なところで言われていますが、子供の学力は家庭で読書をする習慣があるかどうかと高い相関があるという結果が出ています。


本を読んでいる子供ほど、学校での成績が良いのです。


その理由は学力の基本は国語力だからです


これは言い換えれば日本語を使いこなす力のことで、日本語をしっかりと読み、理解することが勉強の基本なのです。


高学年になり勉強の内容に考える要素が増えてくると、読む力のある子と読む力のない子の差が次第に出てきます。



4.読み聞かせはまだまだ有効

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そうは言っても子供が一人で読書するってなかなかハードルが高いです


すぐに飽きてしまったり、一人で読もうとしなかったり…。


親のほうも、「読書しなさい‼」とか口うるさく言いたくないですよね


そんな時にお勧めなのが、読み聞かせです。どんな子供も本を読んでもらうことは大好きです


小学生になると一人で読ませたくなってしまうものですが、読み聞かせによって耳から入ってくる言葉が増えれば増えるほど、自分で読書したときに入ってくる言葉の情報量も増えていきます。


我が家では最近、子供が大好きな恐竜の本の回し読みがブームです


私が2~3ページ音読し、その後に子供が1ページ音読するのですが、子供が好きな本を選ぶことによって飽きずにずっと読み続けることができますし、子供としても自分一人で文字を追うよりも早く本を読み進めていくことができるので満足そうです


また親子で同じ情報を共有できていると話の幅も広がって、ふだんあまりおしゃべりをしない男と子でも会話が弾むというのは親として嬉しい限りです


5.今回の参考文献




子供が小学生になり、子供の勉強をどのように見守っていけばいいのか…と日々焦りを感じていた私でしたが、家庭における本当に大切な勉強がなんなのか気づかされました


今はまだ一人で1冊の本を読み切るというところには至っていませんが、一緒に読書する時間を大切にしながら、この時間を楽しんでいけたらいいのかなと思っています


そして読書を通じて、子供の日本語への理解力を高める手伝いをし、ゆくゆくは子供自らが様々な本に出会い、知識や教養を吸収していってくれるようになればいいと思います。


ちなみに、この本の著者の中根克明さんは作文教室の草分け的存在である「言葉の森」を立ち上げ、これまでに1万2000人が学んだそうです。難関大や難関中、高へ進学した生徒も多く輩出しているそうですよ


子供の教育をどうしたらいいのかと悩んでいる方にはとても参考になる1冊です